おたけせんべいの歴史は、
藤枝宿とともに。

江戸時代から愛される藤枝宿の味

東海道五十三次の22番目の宿場町、藤枝。
創業者「天野たけ」は伊豆の河津付近で生まれ、磐田の見附宿で義太夫の師として鳴らした天野安次郎に嫁ぎ、ここ藤枝へ越してきました。
当時の店は現在の店舗の筋向いの神明神社の裏手にありました。ここには地元の文人・石野雲嶺が住んでおり、その梅園に咲いた梅の形を象った煎餅を焼いたのが始まりです。

当時は遊郭もあり、現在もその名残をとどめる地域があります。
その頃、砂糖は高価なものであったため、砂糖で味付けされたおたけせんべいを芸者たちが遊郭で遊ぶ旦那さんにねだって買ってもらったという逸話も残されています。江戸時代のスイーツとしての煎餅が、現在まで多くの地元の方々に、ご愛顧いただいているのです。